借金を増やしてしまいがちな人と、借金をしない人には性格というよりは行動パターンに違いがあると思います。
ここでいう借金とは住宅ローンや車のローンなど生活に必要なものではなく、自分の欲のためにお金を使った上での
借金を意味しています。
気が強い、弱いはあまり関係ないと思います。
私の周りで借金を作ってしまって返済している人を見てきて感じたのは性格的なものでなく行動パターンに問題があると
思うのです。
大体、面倒くさがりタイプで先延ばしにしてしまう癖がある人がほとんどです。
「これ、した方がいいよ」と借金を減らせるアドバイスをもらっても「うん」と言うだけで行動は起こさないわけです。
本気で早く借金生活から抜け出したいと思っている人だったら仕事を休んででも翌朝一番に動くはずだと私は思います。
悪い意味で楽天的なんですね。
焦りがないから、どんどん借金が増えて無駄に金利を払っているという事実もどうでもいいと思えてしまうのです。
で、口癖は「何とかなる」「一生懸命働けばいい」「考えても仕方ない」大体こんなことを言います。
もしもそういう人が周りにいたら、無駄に心配したり優しく接するのはいいこととは思えません。
本当にその人のことを思うのならば、あえて突き放し、甘やかさないことが愛情、友情です。
誰にも頼れない、見放された、自分で何とかするしかないんだ。
そう自覚しないといつまでも真面目に返済に取り組む気持ちにはならないからです。